新生ツルハはスケールメリット創出に気合いが入る
伊藤忠商事の天下となるのか。商社系卸が上位に居並ぶ食品卸業界で、伊藤忠商事の川中戦略が改めて注目を集めている。伊藤忠商事の岡藤正広会長CEOが三菱商事、三井物産への対抗心を露わにして、名実ともに「総合商社トップ」になることに執念を燃やしているのは周知の通り。その伊藤忠商事が伊藤忠食品の完全子会社化、コンフェックスの株式取得を立て続けに実施し、傘下の食品卸事業においても「圧倒的首位に立つための戦略を取り始めた」(卸役員)と見られているからだ。
伊藤忠商事が株式52.46%を保有していた伊藤忠食品を完全子会社化したのは、昨年5月。これに伴い伊藤忠食品は上場を廃止。伊藤忠商事が100%の株を持つことで、両社一体の経営体制に移行し、伊藤忠食品のデジタル投資、物流効率化、商品開発機能の強化などを加速していく狙いだ。















