クスリのアオキホールディングスは3月31日、取締役副社長の青木孝憲氏が同日付で辞任したと発表した。理由は「一身上の都合により」としている。孝憲氏は青木宏憲社長の弟。2008年にクスリのアオキに入社後、執行役員IT・業務改革本部長、専務執行役員開発本部長などを歴任し、18年から副社長を務めていた。

 アオキをめぐっては、香港の投資ファンドのオアシス・マネジメントが24年と25年の株主総会で宏憲社長と孝憲氏を含める取締役の解任を提案したが、否決された。また、26年に入り、イオンの岡田元也会長がアオキの社外取締役を辞任。03年から続いていたイオンとの資本業務提携が解消されるなど、イオンとの関係も悪化している。2月に開いた臨時株主総会では、アオキの取締役会が提案した買収防衛策の導入議案が可決された。孝憲氏の後任の行方も含めて、引き続きアオキの動向が注目される。