いまだ実現しない「デフレ脱却宣言」
2025年10月の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)は3.0%となり、22年4月から43カ月連続で、2%を上回る上昇率が続いている。すでに2020年を100とした指数は120.9にまで達しており、累積すれば5年間で2割を超える物価上昇が国内で進行していることが明らかになっている。
にもかかわらず、11月の予算委員会で首相は、現在の物価動向について「デフレを脱却したとは言えない」と答弁した。
2025年10月の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)は3.0%となり、22年4月から43カ月連続で、2%を上回る上昇率が続いている。すでに2020年を100とした指数は120.9にまで達しており、累積すれば5年間で2割を超える物価上昇が国内で進行していることが明らかになっている。
にもかかわらず、11月の予算委員会で首相は、現在の物価動向について「デフレを脱却したとは言えない」と答弁した。