ブルーチップという名前には懐かしみがある。我が家はスタンプをコツコツ貯める経済力がなく、スタンプ交換商品があった記憶はない。が、その名が今も記憶に残るのは、当時を代表する新鮮なビジネスモデルであったからだろう。しかも、時代の変化にしっかり対応してきたことで今もその名は残る。「ビジネスモデルそのものは変わらない」。小売業に寄り添うビジネスであり続けたこともそれを可能にしたのではないか。(インタビュアー・栗田晴彦)
手数料激安自家型電子マネーを開発
――「小売業のパートナー」を自認するユニークな事業展開で成長を続けています。
宮本 60歳以上の方はよくご存知なんですけど、昔、スーパーで買い物をすると、購入額に応じて切手状の「ブルーチップスタンプ」がもらえて、一定数貯まると商品と交換できるサービスがあったんです。ポイントビジネスの元祖と言われているものですが、もともとはその仕組みを運営・販売する会社だったんです。




 
			 
                       
                       
                       
                       
                       
                       
                       
                       
                      









