「見えない価値」を追求する企業へ池野氏の思い
参加企業450社、参加人数830名。例年とさほど変わらない企業数、人数というが、5月9日の午後、都内ホテルで開かれたウエルシア共栄会の熱気がただならぬものであったのは、ウエルシアホールディングス(HD)がドラッグストア業界を揺るがす売上高2兆3000億円企業誕生の一方の当時者であるからに他ならない。ツルハHDとの統合は、わずか7カ月後の今年12月を予定、当初計画を2年前倒しするものとなった。
共栄会会長を務めるアルフレッサHD代表取締役社長の荒川隆治氏は、取引先の声を次のように代弁。「2年もスケジュールが早まるというのは、競争優位性の面で大きなメリットになる。共栄会会員としても2兆3000億円企業のお手伝いを是非やりたい」と意気込みを隠さない。