パン・パシフィック・ インターナショナルホールディングス(PPIH)は3月28日、同日開催の取締役会において、代表取締役の異動を決議したと発表した。正式決定は9月26日開催の株主総会後としている。
新社長には、森屋秀樹代表取締役専務執行役員CSO経営戦略本部長兼経営会議事務局長(冒頭写真)が就任する。現社長の吉田直樹氏は代表権のない取締役(特務担当)となる。
森屋氏は、1977年生まれの47歳。2000年に入社後、07年に同社営業本部千葉支社長に就任、09年物流部部責任者、10年販促戦略部部責任者等を経て、19年に執行役員に就任。現任の代表取締役専務執行役員CSOは、24年9月より務めている。

森屋秀樹氏
また、代表取締役COOには、現在、代表取締役兼専務執行役員 源流推進本部長兼新規業態開発本部長を務める鈴木康介氏が昇格する。なお、鈴木氏は、ドン・キホーテの社長も兼任。ドン・キホーテの社長はこれまで吉田氏が兼務していたが、吉田氏は代表権のない取締役となる。
鈴木氏は、1976年生まれの48歳。2000年の入社後、09年に同社営業本部第一事業部カテゴリーリーダーに就任。13年営業本部埼京支社長、15年ドン・キホーテホールディングス・リテール ・マネジメント取締役を経て、18年執行役員に就任。現任の代表取締役兼専務執行役員 源流推進本部長兼新規業態開発本部長は24年9月より務めており、23年に就任したUDリテールの社長も兼務している。

鈴木康介氏
なお、異動の理由は、「将来を見据え、積極的に世代交代を推し進め、一層の企業価値向上を目指すもの」としている。