2025年夏にグランドオープンを迎える西武池袋本店(冒頭写真)の「第1弾リニューアル」(25年1月)が迫ってきた。セブン&アイ・ホールディングス(HD)が米国の投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループに売却したのが23年9月。フォートレスは家電量販大手のヨドバシHDに一部不動産を売却、池袋店の一部はヨドバシの新業態ヨドブルームとなり、西武池袋本店は店舗面積4万8000㎡へ半減。改装前に出店していたテナントは750から380程度に絞られ、売り場も高級ブランドを中心としたラグジュアリー(従来比1.3倍の売り場面積)、化粧品(同1.7倍)、食品の三つのカテゴリーを中心とした店に生まれ変わる。来年1月の第1弾では地下1~2階のデパ地下(180店)と3階の化粧品売り場がお目見えする予定だ。