そごう・西武は、9月12日、2025年夏ごろの全面オープンを目指して、抜本的な改装を進めている西武池袋本店(冒頭写真)に関する説明会を開いた。会見には、投資ファンド出身のそごう・西武の劉勁代表取締役、田口広人社長ら4人が出席。そごう・西武が記者会見を開くのはセブン&アイ・ホールディングス(HD)が米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループ(以下、フォートレス)に売却してからは初めて。そごう・西武労組によるストライキ(23年8月31日)から1年超が経過、従業員の抵抗むなしく、そごう・西武はフォートレスに売却され、旗艦店である西武池袋本店の建物と土地(一部)はヨドバシHDの所有になった。

 従前の池袋本店の売り場面積は約8万8000㎡だが、ヨドバシカメラが出店するため、改装後の百貨店の売り場面積は約半分の4万8000㎡に縮小され、テナント数は380に絞り込まれる。池袋駅の改札に近い一等地はヨドバシカメラに明け渡す。

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