負け戦が少ない関西の横綱が周到な準備で迎え撃つ

「みんなピリピリしている」(取引先)。オーケー進出がいよいよ秒読みとなった関西SM業界。その身構えようは、20年のロピア進出時の比ではないという。ロピア、オーケーに対抗してか、松源、バロー、ジャパンミートの圏外勢がこぞって関西を攻めており、業務スーパー、大黒天物産、トライアルの既存勢力も出店を加速。安売りスーパーの攻勢が俄然強まっており、価格競争がすでに激化。そこに関東最強の安売りスーパー、オーケーが出てくるのだ。神経を尖らせるのは必然だろう。

 地元勢が固唾を呑むオーケーのデビュー戦は、いきなり関西の横綱との戦いとなる。11月26日、大阪府東大阪市高井田本通にオープンするオーケー高井田店は、目と鼻の先にライフコーポレーションの高井田店と万代の森河内店があり、両店ともすでに戦闘態勢に入っている。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから

特集一覧