Xデーの当日に仕掛けた目玉企画の決勝戦
明らかなオーケー対抗策だろう。万代は9月から惣菜で新商品を投じた。その名も万代名物「三元豚使用ロース豚カツ重」「甘辛チキンステーキ重」「店内鉄板焼き焼鳥重」の3品だ。しかも価格はいずれも299円(以下、税別)。オーケーのロースかつ重を想定しているのは明らかで、先制パンチを見舞った格好。オーケーが関西1号店の高井田店(大阪府東大阪市)において、自慢のロースかつ重を関東の売価339円(会員価格330円)のまま投入するかどうか、早くも注目される。
もう一つ、偶然か意図的か定かではないが、万代は〝Xデー〟の高井田店オープンの11月26日に、あるイベントを仕掛けている。加工食品と日配メーカー16社の社長を巻き込んだメニューコンテスト、「万代カップ2024」の決勝戦を26~28日の3日間に当ててきているのだ。