カナダの大手コンビニチェーン、アリマンタシォン・クシュタールは9月8日、セブン＆アイ・ホールディングスに対して提案していた買収提案が拒否されたことについて、コメントを発表した。
クシュタールは、セブン＆アイに対し、アドバイザーとの協議や秘密保持契約（NDA）を拒否されたと明かした上で、NDAを結べば両社でより多くの価値を見出せるとした。
また米国における規制当局との対応については、これまでも当局と協力してきた歴史があるとして、規制当局の承認を確保するために必要な売却を検討する予定であるとしている。
買収資金の調達面についても調達可能な十分な能力を有しており、「両社が合併後も市場で引き続き最高のサービスを提供できるようにするために、協力的かつ友好的な話し合いを行う準備がある」と締め括った。TOBなどへの言及はなかった。
