三井不動産と伊藤忠商事は、物流不動産分野における協業に関する契約を締結した。

 両社は、それぞれがスポンサーを務める「三井不動産ロジスティクスパーク投資法人」と「アドバンス・ロジスティクス投資法人」との合併(11月1日を予定)にともない、物流および工場やデータセンターを中心とした不動産開発を共同で推進する。

スキーム図

 これまで、三井不動産は、「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)」を旗艦ブランドとし、物流に おけるDX活用やイノベーションを推進してきた。

 一方で伊藤忠商事は、総合商社ならではの幅広い商流および物流ネットワークを生かし、国内で数多くのマルチテナント型物流施設やBTS型物流施設(特定のお客専用の物流施設)を開発してきた。

 今後は、両社の強みを掛け合わせ、物流不動産開発を推進する構え。