京急百貨店は7月29日、地下1階の「伊勢定」において集団食中毒が発生したことを明らかにした。同月24日、25日の両日に販売したうなぎの蒲焼とうなぎ弁当を食べた消費者から、嘔吐や下痢などの体調不良の申し出があり、その後保健所の調査の結果、原因は黄色ブドウ球菌によるものと判明した。28日20時時点で147名が健康被害を訴え、うち1名がその後死亡したという。7月現在、「伊勢定」では地下1階と10階のレストランの営業を自粛している。
京急百貨店は29日、会見で謝罪するとともに、保健所の調査に協力し、再発防止の取り組みを徹底するとしている。