高島屋グループの不動産開発会社、東神開発は、ベトナム・ハイフォン特別市の「Vu Yen（ヴーイェン) プロジェクト（Royal Island）」に参画すると発表した。
同プロジェクトは、ベトナム最大手不動産デベロッパー、ビンホームズ社による、ハイフォン特別市での最大タウンシップ開発で、総面積約870ha、総戸数約 8300戸の住宅地のほか、大型ショッピングモール、学校、大型商業施設、アミューズメントパークなども含まれている。
東神開発は、野村不動産、JOIN、大成建設とともに、敷地内の住宅開発を手掛ける。約 23.9haの中に1550戸の住宅等を整備する取り組みで、連棟住宅（タウンハウス） の他、２戸連棟住宅（セミデタッチドヴィラ）、戸建住宅（ヴィラ）の開発を予定。
設計には、隈研吾氏を起用、川に囲まれた島というロケーションを生かし、「自然との調和」をテーマにしている。
ハイフォン特別市は、ベトナム北東部の海沿いに位置しており、ハノイ市、ホーチミン市に 次ぐ第 3 位の人口を有する200万人都市。2010年以降、主要インフラの整備が進んだことから、国内トップレベ ルの経済成長および人口流入が続いており、中央政府直轄5都市の一つとされている。
