ローソンとワタミは「ワタミの宅食」利用者を対象にした“ご用聞きサービス”の実証実験を始める。「ワタミの宅食」のスタッフが日替わり弁当や惣菜を届ける際に、ローソン商品の注文を聞き、次回以降の宅配時に届ける仕組みだ。
期間は7月16日から8月28日まで。埼玉県越谷市内の利用者約700名を対象に、週に1度注文を聞き、翌週に届ける。ローソン商品は2Lのペットボトル飲料、菓子、調味料、日用品など約50品が注文可能。「ワタミの宅食」の利用者は70代以上が約7割を占めていることから、重いものや生活必需店を中心に選定した。料金は「ワタミの宅食」の代金とあわせて請求される。
ローソンとワタミは2024年4月から協業を開始。東京都と埼玉県の一部エリアで、ローソンの商品配送車両の非稼働時間を活用して、「ワタミの宅食」商品を製造工場から営業所まで配送している。今回、さらにご用聞きにまでサービスを広げることで、一層の利便性向上を図る。
