エイチ・ツー・オーリテイリングによる完全子会社化が決まった関西フードマーケットは5月14日、2023年度の通期決算を発表した。

 連結経営成績は、売上高3850億2100万円(前年同期比2.9%増)、営業利益91億6300万円(54.8%増)、経常利益87億900万円(62.6%増)、当期純利益56億5000万円(32.5%増)の増収増益となった。値上げの影響による点単価の上昇もあるが、傘下のイズミヤ・阪急オアシス、関西スーパーマーケット両社ともに、曜日販促などを強化し客数の回復に努めた結果、既存店売上高は前期実績を上回った。

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