日経平均株価は4万円突破も実質GDPはゼロ成長、家計の景況感は悪化

 2023年の日経平均株価は、3万3464円まで上昇、年間の上昇率は28%と10年ぶりの高い伸びとなった。24年に入り2月22日には、1989年に記録した史上最高値を更新した。3月4日には4万円の大台に乗せるなど、株価上昇の勢いが止まらない。

 これに対し、「バブル期とは異なり、今の株価はまだ割高ではない」とさらなる上昇を期待する声がある一方で、「バブル期の盛り上がりはなく、景気がよくなったという実感はない」と評価する声も多い。事実、国内経済状況を示す実質GDP成長率は低調であり、23年第44半期の実質GDP成長率は年率0.4%増と、わずかに2四半期ぶりのプラスといった状況である(図1)。

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