ロック・フィールドは、オンラインショップにて2023年12月11日から24年1月22日までの期間限定で「毎月とどく、美食便」と、「うつわと料理の定期便」の2種を販売する。それぞれ全6回、全4回を一つのシリーズとして、毎月1回、中身の異なる限定セットを指定日に自宅に届ける。ターゲットは50代の共稼ぎ世帯。子育てがひと段落し、自分たちの食に対する好奇心を満たす食事を求める層だという。
今回の定期便サービスは、同社が中期経営計画で掲げる三つの基本戦略のうちの一つ、新たな顧客接点の拡充、ファン顧客づくりと長期的な関係性構築を目的に、会員顧客の声をヒントに開発された。
「毎月とどく、美食便」は、ロック・フィールドのルーツともいえる町・米サンフランシスコに着想を得た6人の料理人（＝開発者）がそれぞれのストーリーとともに作り上げた料理を提供する。経営企画本部デジタル活用推進部オンラインショップグループの御園幸吾グループ長は企画のきっかけについて「当社の会員様と直接交流する中で、ただ食材の産地や安心安全を表示するだけでなく、産地とのつながり、その料理がどのような発想でできあがったのかなどのストーリーを知りたいというニーズがあることに気づいた」と語る。そのニーズをかなえるため、「そのとき、料理人は出会った」をキーフレーズに、料理のこだわりやテーマを丁寧に伝えることに重点を置いた商品だ。
「うつわと料理の定期便」はさまざまな食卓シーンに寄り添うこだわりの皿と料理をセットにした。回を重ねるたびに手元に皿が増えていくため、料理も皿を組み合わせて盛り付ける提案。盛り付け方をイラストで分かりやすく解説した「レッスンブック」付きだ。企画開発本部第1ブランドグループの原浩太氏は「会員様から、リーフレットの写真は綺麗だが、家でどう盛り付けたらいいか分からないというお声をいただくことが多かった。綺麗にできたなという達成感を持って召し上がっていただけるようなことができないかなと思い、この企画の実現に至った」と語る。
販売に先駆け12月8日に開催されたメディア説明会では、実際に開発者たちが料理のストーリーや盛り付けの方法について説明。食欲をそそった。
