サラヤは11月9日に大阪市北区のブリーゼプラザで、同16日に東京都千代田区の大手町サンケイビルで「2024年方針説明会」を開催した。更家悠介社長と山田哲コンシューマー事業本部取締役本部長が内容説明に当たった。

 サラヤは未来を切り拓く、「イノベーティブSDGsカンパニー」を企業ビジョンに掲げ、「健康」「衛生」「環境」の三つの課題解決に向けた商品とサービスで事業領域を拡大している。冒頭の挨拶に立った更家社長は「EXPO2025大阪・関西万博、30年のSDGsのゴールの年に向け、健康、衛生、環境の領域でお客様の課題解決に取り組んでいきます」と意気込みを語った。

 一つ目の「健康」事業では、自然派甘味料「ラカント」を軸に低糖質甘味料・食品を使った機能性甘味料、健康系菓子、一部調味料などに取り扱いの幅を広げている。

 24年の新商品では、ラカントブランド初の機能性表示食品で、腸活と血糖値の上昇を抑制するダブルヘルスクレームを取得したお腹を整える腸活シロップ「ラカントフローラビオ」が新登場する。またリニューアル品では「カロリーゼロ飴」の「ミルク珈琲味」「いちごミルク味」「抹茶ミルク味」の3種を発売。処方の改良と2層製法で飽きることのないように風味を高めた。パッケージもシズル感が出るように全面刷新を図った。オーラルケアのリニューアル品では、口腔内フローラを整えて歯周病を予防する新発想ハミガキ「クルクリン」を発売。口腔内フローラと腸内フローラの口腸連関で口と腸の両方から健康をサポートする。

腸活シロップ「ラカントフローラビオ」
口腔内フローラを整えて歯周病を予防する新発想ハミガキ「クルクリン」
「カロリーゼロ飴」の「ミルク珈琲味」をリニューアルする

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