新センターが稼働し自前惣菜のメニューが拡大

 Genky DrugStores(ゲンキー)の食品強化が一段と加速している。同社は今年7月、富山県小矢部市に惣菜や弁当を加工して店に配送する拠点を開設した。最新鋭の機器の導入により、今後自前で製造できるメニューが大幅に広がるほか、炊飯の品質改善、惣菜製造の生産性向上なども進む予定。食品構成比67%という、ドラッグストア業界において抜きん出た個性をより際立たせていく。

 新拠点はゲンキーがRPDCと呼ぶ大型複合センターで、2019年に開設した岐阜県安八町に続き2カ所目となる。新メニューのうち、既に店頭に並び始めているのが焼き調理の惣菜だ。これまで安八のPCで作る惣菜は揚げ物が中心だったが、「さばのみりん焼き」「しまほっけ塩焼き」などの焼き魚、あるいは「グリルチキン」といった商品が自前のラインアップに追加された。

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