F&Dは今9割を達成、EDLPでコストも改善

 クスリのアオキホールディングス(HD)の新中期経営計画が着実に成果を上げている。

 2023年5月期の業績は、売上高3788億円(前年度比115.4%)、営業利益162億円(同115.3%)と増収増益で着地。計画比も、売上高、営業利益ともに上回った。好業績の要因は新店の効果もあるが、既存店の好調さも大きい。前年度(22年5月期)の既存店売上高前年比が98.2%とマイナスに沈んだのに対し、昨年度は、105.2%と大きく伸長した。人流回復やコロナの7波、8波による特需、値上げなどの影響に加え、中計に基づく既存店の強化が奏功したことも見逃せない。

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