イオンは11月15日、DCM ホールディングス(HD)の株式を追加取得すると発表した。

 DCMHDがケーヨーを公開買い付けにより完全子会社化することを受けたもの。イオンは現在ケーヨーの株式をグループで約6%保有。こちらを本公開買い付けに応募するとともに、ケーヨー株式売却代金と同額のDCMHDの株式を買い増す。

 イオンは取得しうる株式の総額を46億1708万円としている。イオンは現在DCMHDの株式をグループで約6%保有する第4位株主。今回の追加取得で持株比率は数%ほど上昇するとみられる。

 イオンは今般のホームセンター再編を、急速に変化する業界環境を捉えた対応の一環と認識。公開買い付けへの応募とDCM株の追加取得を通し、「従前のDCM・ケーヨーと当社グループとの提携関係を引き続き堅持する」としている。