アルバートソンズ・カンパニーズは9月13日、商品を最短30分で届ける食料品ネット注文サービス「フラッシュ」を開始した。アルバートソンズ、セーフウェイ、ボンズ、ジュエル・オスコ、ショウズ、ACME、トム・サムの旗艦店を含む2000以上の店舗で利用できる。
利用者は、ウェブサイトやモバイルアプリで商品を注文し、最寄りの店舗に出向いて受け取る「フラッシュ・ピックアップ」か、宅配の「フラッシュ・デリバリー」を利用することができる。店舗受け取りなら注文から30分以内に受け取れるが、宅配を選択した場合は、30～50分以内に配達される。一度に注文できる商品点数は最大35点で、店舗受け取りの場合、アルコール飲料、タバコ製品、一部の冷凍品、調理に時間を要する食品は含まれない。
サービスの利用料は、フレッシュ・パス（会員限定特典付きの無制限の食料品配達サービス）会員が、店舗受け取りだと無料、宅配だと2ドル。一方、非会員は店舗受け取りが3.95ドル、宅配が11.95ドルとなっている。
アルバートソンズは米国の大手食品・医薬品小売企業で、2272の食品・医薬品小売店舗と1726の薬局、401の関連燃料センター、22の専用配送センター、19の製造施設を運営している（2023年6月17日現在）。2024年初頭にも同業のクローガーの傘下に入る予定。（写真は同社ニュースリリースより）
