セブン＆アイ・ホールディングスは7月3日、伊藤雅俊名誉会長のお別れの会を都内のホテルニューオータニで開催した。当日は業界関係者や同社従業員など約3000人が参列した。
会場には献花台（冒頭写真）が設けられ、今年3月に98歳で亡くなった同氏の、創業当時から現在に至るまでの歩みがパネルや映像を通じて紹介された。
鈴木敏文名誉顧問が弔辞を読んだ。鈴木氏は「誠実な商売を説き続けられ、ご自身も厳しく公私のけじめをつけ、信頼と誠実という創業の精神を自ら体現された経営姿勢が、現在のセブン＆アイグループの社風を育てました。これがあなたが後進世代に遺された何よりの財産です」と故人をしのんだ。
