グループ初の高質スーパー業態を傘下へ

 3社の独自性は継続させつつ、グループ連携は一段と進化。リテールパートナーズの近年の動向を一言で言えばそうなるだろう。

 リテールパートナーズの2023年2月期決算は収益認識会計基準導入後の営業収益が2347億9300万円、同基準導入前で1.9%増の2440億円。営業利益は52億8300万円(1.7%減)、経常利益は61億8100万円(0.5%減)、当期純利益は29億1700万円の増収減益となった。

 個社別では丸久(山口県防府市)、マルキョウ(福岡県大野城市)が既存店のテコ入れなどで比較的守りの姿勢をとる中、マルミヤストア(大分県佐伯市)はM&Aや新規出店、組織変革に取り組んでいる。

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