植物工場「ザ・テラベース」の設立を主導

 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)が2022年6月、植物工場「ザ・テラベース土浦」(テラベース、茨城県土浦市)の稼働を開始した。テラベースではフードテックベンチャー「プランテックス」の技術を活用し、工場内の完全に密閉された棚でレタスを水耕栽培。虫の混入や菌の繁殖がしにくい環境を構築するなど衛生管理が徹底されている。また、露地結球レタスと比べて、レタス1個当たりに使う水量が12L以上少ないのも特徴だ。生産したレタスはUSMHのPB「グリーングロワーズ」として、マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東の店舗で販売(冒頭写真)。日産4000株と安定的に生産するので、天候で生産量が変動する露地結球レタスと比べて価格が変動しにくい利点がある。

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