食品小売業で累計1万6500台を納品するなど自然冷媒化を牽引してきた「CO2冷媒採用ノンフロン冷凍機」のラインアップを拡充し、冷媒量調整タンク付きが登場した。低温物流倉庫や食品工場向けとして20馬力・30馬力・40馬力モデルの受注を4月から開始している。標準機と比べて冷媒充填量が多く、デフロスト時に熱交換器内に冷媒ガスを残さないようタンク内に回収することを可能とした。冷媒充填量を調節できるため配管距離が長い物件の施工にも対応できる。これまで床置き設置をしていたアクティブフィルターを本体に取りつけたことで、現場工事の簡便化と省スペース化を実現。ノンフロン冷凍機の出荷比率を高め、業界の自然冷媒化を推進していく。