ロフトの商品を導入し若い客層を取りにいく

 韓国コスメのクリームを手に取るベビーカーを押した女性がいれば、隣の通路では500円のプチプラコスメを手に笑顔で会話する女性2人組の姿もある。そろそろマスクを外してメイクを楽しみたい。そんなやり取りの光景がイトーヨーカドー横浜別所店で見られるようになったのは、今年1月の改装がきっかけだ。

 横浜市の南区と港南区のちょうど境にある横浜別所店は、箱型2層のGMSだ。1階が食品と生活雑貨、2階が衣料と住居で、売り場面積は館計で2520坪。そのうち直営が1580坪を占める。1999年に開業して今年で24年目。ヨーカ堂の店舗では割と古めの部類だ。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから