2022年度「金田博夫研究助成基金贈呈式」を開催
サンスターは2月17日、2022年度金田博夫研究助成基金贈呈式を開催した。
サンスター財団は「金田博夫研究助成基金」を創設、2009年に海外留学助成をスタートした。この海外留学助成では、これまで国内の大学の医科・歯科の若手研究者17名が留学。海外留学支援を通し、将来、若手研究者たちが各々の専門分野でのリーダーとなり研究レベルが向上するだけでなく、歯科に精通した医科およびあらゆる関連分野での専門家が育成され、専門分野同士の理解、協力関係が進み、世界の人々の健康の増進と生活文化の向上につながることを目指している。
対象は、日本の歯科・医科・栄養・生化学等の分野の若手研究者とし、世界有数の糖尿病研究・教育・診療機関である米国ハーバード大学医学部附属ジョスリン糖尿病センター、または、応募者が希望する他の医科系・歯科系研究機関の研究室に2年間留学する滞在費、渡航費(総額11万米㌦+100万円)を支給する。募集期間は23年4月1日~同年6月15日で、国内の大学、研究機関、医療機関の糖尿病、歯周病の専門家で構成される選考委員による独立性・公平性を重視した書類審査、面接選考を経て海外留学助成金受給者を決定、24年4月から2年間の留学を支援する
母子の健康を維持するための妊娠期・妊娠前後に実施するべきオーラルケア行動について説明
またサンスターは3月1日、「女性の健康週間」(3月1〜8日)に合わせて、女性の健康におけるオーラルケア行動についてのメディア向けセミナーを開催した。
それに合わせて全国の女性1309人を対象に「健康と口腔に関する調査」を実施。調査結果から、妊娠期・妊娠前で約4割が「虫歯治療・歯周病予防」を実施せず後悔している実態が明らかになった。妊娠前から日常的なオーラルケアに加えて、定期的な歯科健診や虫歯・歯周病の早期治療などで口腔内を健康に保つことの重要性を指摘した。