サンスターは8月9日、オーラルケアブランド「G・U・M」の新商品発表会を開催した。歯周病菌を増やす原因となる菌に着目し、従来のガムシリーズにはなかった新しい殺菌アプローチで歯周病菌の増殖原因まで抑え歯周病を予防するハミガキ・液体ハミガキ「G・U・M PLUS」(デンタルペースト<冒頭写真 ハーブミント、リフレッシュミント>、デンタルリンス)を9月14日に発売すると発表した。
今回新たな研究成果として、歯周病菌を増やす黒幕として「F.n.菌」に着目。近年の歯周医学の進展で、歯周病は単に歯周病菌だけでなく、複数の口の細菌との相互作用により発症。F.n.菌は、細菌同士をくっつける作用があり、歯周病菌のすみかである歯周プラーク(歯垢)を作る上で、悪い働きをすることが明らかになった。菌は唾液やデンタルプラーク、舌など口の中で健康な時から常に存在し、その数は口腔の状態によっても左右される。そこで「ガム・プラス」では従来のガムシリーズでは届かなかった、F.n.菌にまでアプローチできる新処方を採用し、菌の増殖まで抑えて歯周病を予防する。