サンスターは8月1日、「G・U・M(ガム)」の新製品発表会を開催した。40代以上の女性をメインターゲットに、歯周病の進行に伴い生じるハグキと歯の悩みを持つ人に向けた「ガム・ラボ」シリーズのハミガキ「ガム・ハグキラボ デンタルペースト」「ガム・知覚過敏ラボ デンタルペースト」を9月13日に発売する。

 それに合わせて、愛知学院大学歯学部附属病院の三谷章雄病院長とサンスターグループ研究開発統括部の末川裕研究員から歯周病の進行とハグキ下がりのメカニズム、歯周病に関する最新情報についての講演が行われた。冒頭、三谷病院長は「日本人の歯周病の罹患率は7割以上と非常に多い。歯周病は認知機能の低下やガンのリスクを高める可能性があります」と指摘。歯科医院に行く前に、毎日の歯のセルフケアが最も大事だと強調した。続いて、末川研究員は、歯周病予防として従来の殺菌や増殖抑制とハグキの炎症予防に加え、β-グリチルレチン酸(β-GR)がハグキ分解物質(MMP)の働きを抑える最新研究を発表した。

ガム・ハグキラボ デンタルペースト
ガム・知覚過敏ラボ デンタルペースト
愛知学院大学歯学部附属病院の三谷章雄病院長(左)、サンスター研究開発統括部の末川裕研究員(右)

ハグキ下がりの原因である歯周病の理解促進を深める

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