三大事業部への組織再編

 9月20日、アリババグループ(アリババ)傘下の生鮮スーパー「盒馬鮮生」を展開している「盒馬(フーマー)」の侯毅CEOは従業員宛書簡の中で、「盒馬が新たな組織再編を完了し、『三横三縦(三大事業部+三大支援部門)』の業務組織を築いた」と発表した。

 「三横」とは、「商品開発・仕入れ」、物流を含む「サプライチェーン」、「技術」の三大支援部門。効率的なデジタルシステムの構築、それについての能力育成と強化を通じて、事業運営をサポートする役割を担う。これに対して「三縦」は、盒馬が設立した3大事業部のことで、盒馬鮮生事業部が「盒馬鮮生」と「盒馬mini(ミニ)」、盒馬MAX事業部が「盒馬X会員店」、盒馬NB(近隣ビジネス)事業部が「盒馬隣里」と「盒馬奥莱」の各業態をそれぞれ担当する(図参照)。

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