日本生活協同組合連合会(日本生協連)は9月15日、おいしさにこだわった「コープクオリティ」全8商品を順次発売すると発表した。

 コープクオリティは、原料や製造方法にこだわり、組合員モニターの8割以上が「おいしい」と評価したものだけを商品化したシリーズで、現在全87品をラインアップ。供給高は2016年度24億円が21年度52億円と2倍以上に拡大している。今回、「鹿児島の黒酢入りたまねぎドレッシング」(190ml/300ml)や「こだわりの海苔巻おかき(有明産海苔使用)」(14個入り、写真)などを発売する。

 今年6月、組合員を対象にした節約・値上げに関するアンケート調査によると約6割が「節約しつつ、ちょっとした贅沢も盛り込む」、約7割が「多少値段は高くても『おいしい』と感じるものは購入する」と回答したという。日本生協連は値上げが続く中で支持されているとして、コープクオリティの開発に取り組む構えだ。