ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)とフードテック企業のプランテックスは6月1日、都市環境野菜(消費地近くの環境配慮型植物工場で栽培された野菜)の拡大を目指し、「持続的な都市環境野菜サプライチェーン構築コンソーシアム」を設立した。

 両社は2022年6月、国内初の植物工場「ザ・テラベース土浦」の稼働を開始した。テラベースでは、プランテックスが開発した世界初の密閉型栽培装置を活用し、栄養価が高く、洗わずに食べられるレタス「グリーングロワーズ」を栽培。現在、グループ内の約200店舗に毎日出荷できる安定供給を実現している。この取り組みを拡大、栽培する野菜の種類を増やし、製造小売業へシフトするとともに、持続可能なサプライチェーンの構築を目指して同コンソーシアムを設立、共創パートナーの参画を募っている。

  USMHのPB「 グリーングロワーズ」

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