マルエツは1月19日、デリカの製造・加工を行う「マルエツ草加デリカセンター」(埼玉県草加市、写真) を開設すると発表した。

 同社初となるデリカセンターは2階建て。延床面積は第1工場が5911㎡(1788坪)、第2工場が6294㎡(1904坪)で合計1万2205㎡(3692坪)だ。商品は米飯をはじめとした弁当類、調味料、原料加工品などを供給する予定。

 開設の狙いは、2023年度からスタートした3カ年中計の柱の一つ「商品の改革」におけるオリジナル商品の強化にある。お客のニーズに沿った商品開発を行うほか、料理専門家の知見も取り入れ、素材、 調理法にこだわった商品の開発、製造、供給を図る。また、一次加工をセンターで行うことで、店舗作業の軽減や働きやすい作業環境づくりを推進する。 

 稼動開始日は3月上旬を予定。マルエツ全店舗に加え、USMHグループのカスミ、マックスバリュ関東の計500店舗強に商品を供給する。