ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)は1月18日、スマホ決済アプリ「スキャン&ゴー イグニカ」(スキャン&ゴー)をアップデートし、ネットスーパー「オンラインデリバリー」を搭載したと発表した。

 スキャン&ゴーは、自分で商品バーコードのスキャンから決済までを行い、レジに並ぶことなく買い物ができるサービス。買い物の際に付与するポイントが倍増するクーポンなども配信している。現在、USMH傘下のマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東で利用率10%を目標に量拡大に向けて取り組んでいるほか、イオングループのパレッテや光洋、イオン九州でも導入されている。

 オンラインデリバリーは、店舗で扱う商品のほか、ミールキットや日用雑貨、家電製品なども注文可能。受取手段として、宅配のほか、店舗受け取りのピックアップルームやドライブスルーなども用意している。今回のアップデートにより、一つのアプリで店内決済とネットスーパーを利用できるようになった。

 USMHでは今後、現在店内で注文しているギフトや季節商品の予約などもオンラインデリバリーで利用できるようにするなど、リアル店舗とデジタルをシームレスに融合させたサービスの提供を推進し、OMO(オンラインとオフラインの融合)の拡大を図るとしている。