ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)は9月2日、植物由来の代替肉を製造する米国ビヨンド・ミート(BM)と、同社製品の日本における独占販売契約を締結したと発表した。

 2009年創業のBM社は、牛肉、豚肉、鶏肉の三つの植物由来代替肉を欧米、アジア、オセアニア地域で展開している。USMHは22年3月から、新しい提供価値の創造を目的としたオープンイノベーションプラットフォームの取り組み「AKIBA-Runway」を開始し、他企業との連携を模索してきた。

 USMHは自社植物工場「THE TERRABASE」で生産したサステナブル志向ブランド「Green Growers」のレタスを販売しており、「ビヨンド・ミート」を今秋ラインアップに加える予定。傘下のマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東でBM社の製品を素材に商品を開発・販売していくほか、今後外部への販路拡大も視野に入れている。