ファミリーマートは、店舗従業員の給与前払いサービスを8月より東日本地区へ導入する。店舗従業員の福利厚生の拡充、人手不足に対する加盟店支援策の一環として、伊藤忠商事子会社のマネーコミュニケーションズが運営する「プリポケ」を採用。対象店舗は北海道・東北地方、関東・甲信越、静岡県の一部を含む約7400店舗。

 プリポケは加盟店が利用を申し込み、契約を締結する必要がある。利用手続きが完了した店舗従業員はアプリをダウンロードしたうえで、勤務実績に基づき、給与の前払いを申請すると指定の口座に前払い給与が振り込まれる。

 ファミリーマートはプリポケ導入を、店舗従業員の定着率向上と新規採用につなげる考えだ。