ファミリーマートは8月1日から31日まで、本社で始業時間と終業時間を1時間ずつ繰り上げる「サマータイム」を実施する。

 猛暑による電力逼迫が想定されることから節電と社員の業務効率化を目的としたもので、涼しい時間帯から業務を開始し効率的に働くことで終業時間を早め、社内照明など電力使用時間の短縮につなげる。対象者はスーパーバイザー(SV)、店舗勤務者などを除く全社員。

 ファミリーマートはこれまでも、全国約1万6600店舗で看板の常時点灯から自動点灯への切り替えなど照明設備のこまめな消灯や店内空調温度の調整、冷蔵ケースのフィルター清掃などを実施してきた。今後も、店内の什器設備や温度対策、店外室外機の環境を見直し、節電への取り組みを継続する考えだ。