ファミリーマートは1月25日、岡山市北区のベネッセコーポレーションの施設内に無人決済店舗「ファミリーマートベネッセ高柳/S店」を開業する。 TOUCH TO GOの無人決済システムを導入するもので、中国地方での展開は初となる。

 同店の売り場面積は約15㎡。営業時間は8時から18時、取り扱い品目は約400種類。仕組みは、天井に設置されたカメラなどの情報から入店したお客と手に取った商品をリアルタイムに認識し、出口付近に設置された決済端末のディスプレイに購入商品と合計金額が自動で表示され、ファミペイを含むバーコード決済、交通系電子マネー、クレジット、現金で支払う。

 TOUCH TO GOのシステムを活用したファミリーマートの無人決済店舗は、2021年3月に東京・丸の内のサピアタワー1階に1号店開業以来、駅、郵便局、物流施設、商業施設の従業員休憩室、大学など出店先を拡大。昨年11月には近鉄奈良線の布施駅ホームに開業し、関西地区に初出店している。