ファミリーマートは11月24日、東京・港区の「麻布台ヒルズ」内の「森JPタワー」4階に「ファミマ!!麻布台ヒルズ店」をオープンする。
店舗面積約55坪の同店は、SDGsを軸とした「RE-CONVENIENCE(リ・コンビニエンス)」店舗を目指す。
店舗の内装はデニム工場から排出される端剤のデニム生地を再利用したほか、小さな木くずを集め接着加工したエコ素材ボードなどを使用した。
店内の入り口付近には、サステナビリティコーナーを常設。ファミリーマートのSDGs活動をサイネージを用いて紹介するほか、ファミマフードドライブの受付ボックスを設置した。ファミマフードドライブは家庭にある食べきれない食品を受付BOXで回収、地域の自治体やNPOなどのパートナーを通じて支援が必要な人に提供するもの。同社ではすでに全国2600店舗以上(2023年11月20日現在)で実施している。
このほか、計量器やPOSレジを製造・販売している寺岡精工が手掛ける量り売りコーナーの展開や、コカ・コーラ社が提供するボナクアウォーターバーを設置。量り売りコーナーでは、チョコレート・グミなど約12種類を展開し、お客が好きなものを好きな分だけ購入できるシステムを採用し、フードロスやプラスチック削減に繋げる。ボナクアウォーターバーでは、お客が持参するマイボトルには冷水を、店頭で販売する専用ボトルには炭酸水をそれぞれ無料で提供する。使い捨て容器を使用せず、容器のリユース(再利用)やリフィル(詰め替え)を促進することで資源循環型社会の実現に貢献する。
ファミマフードドライブの受付ボックスを設置
ボナクアウォーターバーと量り売りコーナー
人や環境に配慮した持続可能をテーマにした商品