ファミリーマートは10月4日から、プラスチック使用量の削減を目的に、店頭でのプラスチック製フォークの提供を全国約1万6600店で原則廃止する。今回の取り組みでプラスチック使用量は年間約250トン削減される見込みだ。

 今回の取り組みにあわせて同日から、東京都と神奈川県の30店舗で、バイオマス40%配合した素材を採用し、繰り返し使用できるオリジナルのマイカトラリーセット2種類(組み立て式タイプと組み立て不要タイプ)を発売する。年内にも全店での販売開始を予定している。

 今後、希望者に対してフォーク代わりに竹箸を提供するが、箸に不慣れな外国人や、幼い子ども、フォークを希望する障害者についてはフォークの提供を継続するという。なお、スプーンについては、これまでと同様、希望者には持ち手に穴を空けた軽量化スプーンを提供する。