個客のニーズに対応した次世代フォーマットを開発
今年4月15日、ライフコーポレーションは、新たな旗艦店となる「セントラルスクエア恵比寿ガーデンプレイス店」(東京・渋谷区、冒頭写真)をオープンした。東京都心の一等地、三越撤退跡への出店で、銘柄牛や水槽を導入した鮮魚売り場、高級果物など、高質に振った品揃えに関心が集まったが、注目すべきは、同店が次の時代を見据えたフォーマットだという点だ。
ライフでは、スーパーマーケット(SM)の歴史を振り返り、「セルフサービスを1.0、ネットスーパーを2.0、オーガニックを3.0」と定義。これらをシームレスに繋ぎ、お客が欲しい商品を買いたい時に好きなチャネルで買える環境を作ること、さらに、購買データに基づき、お客一人ひとりに最適な商品を提案することをSM4.0として、その実現の場に同店を位置づけたのだ。