「カンパイの創造」をテーマに、日本酒類販売は5月19日、ホテルニューオータニ芙蓉の間(東京都千代田区)で「首都圏商品展示会2022」を開催した。クラフトビールやノンアルコールを中心に、若年層などの価値観やライフスタイルに沿った高付加価値商品を幅広く揃えた。商品知識向上や、出展社との情報交換の場として同社はリアル展示会に力を入れている。

 来場者はコロナ前と同様に、2000人を招待し、出展社は217社と昨年から倍に増やした。会場は密を避けるため事前予約制に設定してコロナ感染対策をしっかり取りながら、酒類の味や香りを楽しんでもらう商品展示会となった。「当社は生産者との橋渡しの役割からリアルの展示会を重視し、多様な価値観に寄り添った商品を多く揃えました」(田中正昭社長)。

 特にオリジナル企画を一層充実させた。高付加価値コーナーには、本格梅酒、国内のハードリカー、ノンアルコールの3企画を提案。その中でも酒類を飲まない若年層が増えていることから、酒を飲まない人、飲む人が一緒に楽しめるノンアルコールのドリンクメニューを提案。さらに「クラフトビール新時代」コーナーでは、全国から発掘した60商品を一堂に集め、フルーツビールやオーガニックビールなどを訴求した。


酒類のおつまみとなる食品を強化

オリジナルのおつまみ、輸入洋酒を強化

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから