統合効果で過去最高水準の売り上げ・利益を達成

 新生イオン九州が好調なスタートを切った。2020年9月にマックスバリュ(MV)九州、イオンストア九州と経営統合してから通期で営業した最初の年度となる2022年2月期は、イオン九州としては、営業収益・営業利益とも過去最高。統合前の3社の前年度合計と比較しても営業収益は過去最高。営業利益も過去最高に迫る勢いだ。

 好業績の理由は、コロナによる巣ごもり需要が続いていることもあるが、経営統合効果も大きい。仕入れ原価の低減に加えて、統合により本部人員の約4分の1を現場に移したことで、本部組織がスリム化されたのと同時に、現場の人員配置が厚くなり、営業力が強化された。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから