店舗運営の一本化に向けイオン九州とJVを設立

 ウエルシアHDは9月1日、イオン九州とともに合弁会社(JV)、イオンウエルシア九州を設立。調剤併設型ドラッグストアと食品スーパー(SM)の機能を備えた新業態を九州地区で開発・展開していく方針を発表した。1号店出店予定時期は未定だが、イオン九州の柴田祐司社長は、「まずは福岡県下でドミナントを形成し、その後、九州全体に出店を進め、最低でも、2030年までに200店舗、売上高1800億円を目指したい」と意欲を示した。

 ドラッグストア業界で生鮮食品導入の動きが活発化していることは周知の通りだ。売り上げの維持・拡大には幅広い客層の取り込みが欠かせないことから、購入頻度の高い生鮮食品や惣菜を取り扱う企業が増えており、ウエルシアも昨年から本格的に生鮮導入店の実験に乗り出した。

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