ウエルシアHDは九州における出店でイオン九州との連携を強化する。イオン九州の柴田祐司社長が4月8日の決算説明会で明らかにした。
柴田社長は「これまでウエルシアの食品では商流面で少し応援していた。4月下旬にオープンする麻生田店(熊本)では、我々の成長戦略プロジェクトチームのメンバーが入り、今までと違った売り場を作り上げる。コスモス(コスモス薬品)さんともドラモリ(ドラッグストアモリ)さんとも全く異なる店作りをしたい」と語った。
ウエルシアHDは昨年9月、大分県にウエルシア薬局の九州1号店となる大分セントポルタ中央町店を出店。その後、福岡和白東店(福岡)、イオン島原店(長崎)を出店している。福岡和白東店はイオン九州のフード&ドラッグ業態「ワイドマート」の跡地。島原店はイオン九州のイオン島原ショッピングセンターのテナントとしての出店だ。
柴田社長は、「いまはフード&ドラッグ業態を転換してウエルシアに変えていく」としつつ、「今後はマックスバリュの400坪くらいの店舗を転換することも双方で検討している」と語った。
(写真はウエルシア福岡和白東店)