「ウエルシアでやらせてほしい」松本社長が強い思いで挑んだ店

 まさにウエルシアの目指す方向性を象徴する店と言えよう。昨年10月21日にオープンしたウエルシアイオンタウン幕張西店(写真、千葉市)は、その名の通り、イオンタウンが開発するショッピングセンター(SC)の核店舗だ。「食と健康で豊かなライフスタイルを提案する」をコンセプトに、物販はもちろん、カウンセリングを通じてお客に寄り添うサービスに注力。生活拠点としての役割を担うことで、地域客の支持を着々と積み上げている。

 幕張西店は、JR総武線「幕張本郷」「幕張」、JR京葉線「海浜幕張」、京成電鉄「京成幕張」の各駅から直線距離で約1~1.5kmの住宅街に位置する。イオングループの本社にもほど近い〝お膝元〟での出店だ。それもあってか、同店は当初、イオン系のディスカウントストア(DS)アコレとの複合出店が予定されていた。それが一転、ウエルシア薬局の単独出店となったのは、松本忠久社長がぜひウエルシアで全体をやらせてほしい」とイオン吉田昭夫社長に掛け合ったからだという。

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