お客に声掛けでスタートの創業の原点に戻る

「カウンセリング強化」。医薬品(OTC)は、白衣を着た薬剤師で、化粧品は黒いスーツに身を固め、首にこじゃれたスカーフを巻く女性スタッフで。ウエルシアホールディングス(HD)が接客重視の戦略を改めて打ち出した。背景にあるのは、コロナ収束に伴う検査薬、マスクなどコロナ関連品の売れ行き激減。それを補う策だが、人流回復は、風邪やインフルエンザにかかる人を増やした。連れて風邪薬、去痰剤、漢方薬などが売れている。「元々やらなきゃいけないことだったんですけどね、やっぱりOTCをしっかり売っていこうよと。それには薬剤師が積極的に表(売り場)に出てお客様に対応していくことが大事になる」。松本忠久社長は「そのための組織変更もやってきた」と強調する。

 薬剤師のOTC販売に松本社長が期待するのは、成分表示を見ただけで、薬の効き目、副作用などがわかり適切な説明ができる薬剤師の専門性。白衣であることもお客に、安心と信頼感を与える。「ウエルシアには、日本一多い8300名の薬剤師がいる。この薬剤師が売り場に出てフルに活動すれば店のヘルスケアのグレードはグンと上がる」と松本社長は期待を込める。

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