コロナ特需が終わらない。日本生活協同組合連合会(日本生協連)の冷凍食品事業がコロナ2年目も成長を続けている。2021年度の供給金額は前年比100.2%、19年度比114.6%の584.2億円と、大きく伸長した20年度を上回り過去最高を記録した。

 カテゴリー別では、「冷凍野菜」は前年の反動で前年割れとなり、上期好調だった唐揚げや焼き鳥などの「畜産」は、海外工場でのクラスター発生による生産停止・縮小などの影響で下期以降は供給が前年よりも減少。「アイス・冷菓」も冷夏の影響から前年を下回った。

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